下川たてじま林産について

北海道下川町を拠点に活動する、下川町産および北海道産の木材専門の地域商社です。
設計事務所、工務店様をはじめ、地域の木材を活かしたいという願いを持った方々のパートナーとして、主に内装、家具、什器などの制作や、新製品開発のご相談を承っております。

大切にしていること

1.できるだけ近場の木材を使用すること。
2.できるだけ近場の工場で加工すること。
3.適正に管理された森林から生まれた木材(認証材など)の使用比率を増やすこと。
 ※現在、弊社は森林認証を取得しておりませんが、2023年度中に取得予定です。

代表者 麻生 翼 より

愛知県名古屋市生まれ。北海道大学農学部森林科学科卒。
大学在学中に北海道の自然と地方に魅せられ、農村に関わるために勤めた関西の種苗会社を退職後、2010年に北海道下川町に移住しました。下川町で森林NPOを運営するなかで、地元の広葉樹の原板の乾燥事業を立ち上げたのが、木材を扱うきっかけでした。
ところが、業として木材に携わってみると、木材を生み出す側と、使う側の間にたくさんの壁があることに気付きました。木材の持っている素材としての特殊性、木が伐られてから加工されるまでに複数の事業者がたずさわる複雑な流通過程、事業者によって木材を見る視点や専門用語、商慣習が異なることなど…挙げ始めればいくつもあります。
しかし、そのような場面に出会うにつれ、もし産地側と使う側の間に立って、このような壁を取りはらうような橋渡しができれば、木材をとりまく新しい関係性を生み出せるのではないか、そして新しい価値を育むことができるのではないか。そんなことを思うようになりました。
下川町に移住したのは自然の近くで暮らしたい、という想いがもともとあったからですが、この町で暮らすうちに、次第に、下川が、みんなが楽しく暮らせる森のまちであり続けるために、自分にできることは何だろうと考えるようになりました。下川町は森とともにあゆんできた歴史があり、小さい町にもかかわらず7社8工場もの木材加工工場が集積しています。地元の企業と連携しながら、まちと森の持続可能性を高めるために、事業を通じて問いかけと検証を繰り返していきたいです。

社名とロゴの由来

森も、木材も、建物も、ビジュアルが「たてじま」に見えるので、森、木材、建物すべてに通じて携わるという意図を込めて「たてじま」としました。「林産」は、森から生まれる産物のことを言います。
ときどき、某プロ野球球団のファンですか?と期待を込めて尋ねられますが、残念ながら違います。ご期待に沿えず申し訳ありません・・・。

ページ上部へ戻る