事業内容

①木材専門の地域商社

下川町産および北海道産の木材(広葉樹・針葉樹)を活用した製品の販売を行なっています。
主に下記のようなご相談に対応しています。

1.木製の家具・什器の製作。
2.木材を活用した新商品開発のアドバイスと製作。
3.原木の調達・製材・乾燥・加工まで一貫したコーディネート。
4.構造材・内装材(フローリング・羽目板・集成材)の販売。

②下川町産広葉樹の流通

下川町産の広葉樹の乾燥を行なっています。
北海道は森林面積の約7割が広葉樹の森です。施業の中で広葉樹の丸太が生まれますが、そのほとんどが紙の原料として細かく砕かれ、チップとなっています。残念なことに、この中には家具やクラフトの材料になるような木材が混ざることもあります。また、せっかく地元で産出された広葉樹も、地元で活用できなければ丸太のまま町外に販売するしかなく、有効活用することができません。
下川たてじま林産では、このような広葉樹を積極的に購入し、製材・乾燥させることで、広葉樹の六次産業化をはかり、有効活用できるような体制を構築しています。全国的に、産地が明確な広葉樹は入手が難しい現状がありますが、地元の広葉樹を地元で加工しお届けする、下川町ならではの取り組みです。
北海道はかつて、両手でも抱えられないような巨大な広葉樹がそこかしこに存在する原生林が広がっていました。明治以降、それらのほとんどが伐採され、今では原生林と呼べる森はほとんどなく、大径の広葉樹は大変希少となっています。したがって、現代においては、北海道の広葉樹の森を回復させながら、無理のない範囲で使うことが必要だと考えます。
そのため、下川たてじま林産では、「幅広い地域から欲しい広葉樹を調達すること」よりも、「地元下川町の森の事情に合わせて調達する」ことを大切にしています。

現在、乾燥のみのご依頼や広葉樹原板の販売は行なっておりませんが、下川町産広葉樹を活用した製品加工のご相談は承っております。

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